■ ID
| 1253 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| Perfluorinated chemicals (PFCs) in glacial ice core samples from the European Arctic |
■ 著者
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K.Y. Kwok
(独)産業技術総合研究所、香港市立大学
N. Yamashita
(独)産業技術総合研究所
S. Taniyasu
(独)産業技術総合研究所
Y. Horii
埼玉県環境科学国際センター
K. Kannan
ニューヨーク州立大学
G. Petrick
キール大学
R. Kallenborn
スバールバル大学センター
P.K.S. Lam
香港市立大学
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2010 |
■ 誌名・巻・号・年
| The 2010 International Chemical Congress of Pacific Basin Societies, 19 December, 2010 |
■ 抄録・要旨
| 全球拡散が認められる有機フッ素化合物(PFCs)について、北極圏に位置するスヴァールバル諸島(ノルウェー)から採取したアイスコアを分析し、PFCsの極域への拡散、経年変化、及びその汚染経路を調査した。約8mのアイスコア(14層に分割)と周辺の表層積雪、ランオフ水、河川水、海水について短鎖成分を含む19種のPFCsの分析を行った。PFOA、PFNA、PFOSについては、1997-2000年、つまりAPFO製造の最盛期に相当する中層コアからピーク濃度が検出された。本結果をカナダで採取されたアイスコアの測定結果とフラックスベースで比較したところ、本研究から得られたC8-12PFCAsが低い値を示しており、ヨーロッパ極域のPFCs汚染は比較的低いものと考えられた。さらに、PFCsと硫酸イオンの組成から、極域の環境が海塩又は大気経由によってどのように汚染されたか議論した。
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